SOUNDTRACK REVIEW
THE DAY AFTER TOMORROW
デイ・アフター・トゥモロー

DIRECTED BY ROLAND EMMERICH/DENNIS QUAID,IAN HOLM

MUSIC COMPOSED BY HARALD KLOSER
VARESE SARABANDE/302-066-572-2
2004/ 5

　巨大でＮＹを破壊するものが大好きなエメリッヒ監督の新作は地球規模の気候大変動だ。隕石や地核の異変なんかとはわけが違う。本来数万年単位で起こる氷河期が一気に来るのだ。さあどうだと言わんばかりである。その代わりキャスト陣はちとしょぼい。音楽はデイヴィッド・アーノルドと訣別して、以前製作した『１３Ｆ』のハラルド・クローサーを起用した。今回の相手はエイリアンでもモンスターでもなく、実体がない脅威なので、明確なテーマで表現することは難しい。さらに異変の中での人間ドラマがメインになるので、スコアもドラマを追うことになる。そう考えると、以前の作品のような燃えを期待するのは間違っている。自然が猛威を振るうシーンで激しくなるが、それ以外は静かなスコアばかりだ。あまり特徴のない淡々としたスコアで、テーマも明確でない。オケはハリウッド・スタジオ・シンフォニー。『１３Ｆ』同様にトーマス・ヴァンカーが共同作曲にクレジットされている。
燃え度：−
燃えコメント：津波と吹雪に燃えられるか？

■５：いいじゃん
よいです！
環境についてもっと皆関心を持つべきと思う。
自然災害ニュースの映像につけられると妙に心にくる
テーマ曲が涙を誘います。心に静かに舞い降りてくる感じです
■４：まあよし
雄大
家族愛が入ってたから最後がいまいちだったけどおもしろかった！
もっと煽り系のスコアもほしかった
メインテーマはいいんじゃないでしょうか。ＡＶＰがイマイチらしいのは残念…。
メインテーマは大作感があって燃える!!アクションスコアはそれに比べると地味だが、まあよし。ドン・デイヴィスのように化ける確立高し!!
■３：及第
投票なし
■２：いまいち
投票なし
■１：最低〜
ひどいね。こいつやる気ないのか、て感じだ。
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