１９９９年２月の日記です。
１９９９年２月２８日（日） TOP
注文していた『七人の侍』クライテリオン版ＤＶＤが届く。話には聞いていたが、リージョン・フリーで驚くべき画質だ。デジタルのパワーを見た思いである。画像は鮮明だし、フィルムの雨もほとんど気にならない。オリジナルフィルムの傷やノイズを可能な限り消去・補正し、音も修正してある。なんでこれをアメリカのメーカーがやるのだ？ なんで日本でできないのだ？ 悔しいではないか。それはともかく、英語字幕がまたおもしろい。最近、リージョンコードが１になったらしいので、日本のプレーヤーでは見られなくなったらしいが、これは絶対買い。しかし、かなり記憶が薄れていたせいもあるが、やっぱりおもしろいわ。最初だけのはずが結局全部見てしまった。
１９９９年２月２７日（土） TOP
『ジョー・ブラックによろしく』を観に行く。洋画フォーラムでも好評だったが、よくできた映画だ。３時間という上映時間は長いが、なんとなく過ぎてしまったという感じ。全体のテンポが昨今の映画と違って、かなり緩やかなのが原因だろう。主役３人も脇も素晴らしい。『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』で感動したなんて抜かしている人に見てもらいたい。多分、受け付けられないだろうけど。
１９９９年２月２６日（金） TOP
ＦＦ８にバグがあるというだけでＮＨＫがニュースに取り上げるとは、なんともめでたい話である。しかし、あれだけ時間をかけながらあんな大きなバグが発見できなかったというのは情けない。やっぱり発売急ぎすぎでテストプレイが充分じゃなかったんじゃないのかね？
１９９９年２月２５日（木） TOP
ＪＲの一部でダイヤが混乱するような強風の中、新宿まで確定申告用紙を提出に行く。ああ、面倒。ついでにドリキャスの『パワーストーン』を買う。狭い箱庭の中を駆け回って、石を奪い合うという３Ｄ格闘ゲーム。周囲の物もつかんだり投げたり自由にできる。さすがドリキャスという３Ｄ処理はゲーセン並み。キャラがいまいちおもしろくないのが不満だが、これは対戦したら燃えるだろうなぁ。ゲーセンじゃどうやったって俺にゃできないけど(^_^;)
１９９９年２月２３日（水） TOP
伊藤氏が『イルカの日』のＣＤを発見したのでわざわざ持ってきてくれる。それに前後してサントラ館のデザイン全面変更版をアップする。本館との違いが凄いかも(^_^;)
１９９９年２月２２日（月） TOP
昼前にwonder氏改め渡辺氏から電話。昼食を池袋で食べる。２０日には日にちが合わずに食べられなかったスペシャルメニュー。１９９９円で結構腹一杯。満足。帰ると、大量のCD-Rが届いていた。これ全部チェックして聴くのは凄い作業になるなぁ。さらには富士見の編集氏から電話。ようやくイラストが上がったというので、２０時に高田馬場で打ち合わせをする。これでようやく原稿に手を入れられる。著者校をもう一度すれば、《はみバス》４巻がようやく終わりになる訳だ。今週中に終わるかな。
１９９９年２月２１日（日） TOP
３４回目の誕生日らしいぞ。
１９９９年２月２０日（土） TOP
秋津夫妻と共にMATUKEN迎撃昼食会＆カラオケ。
１９９９年２月１８日（木） TOP
２日前に編集氏から聞いた本を発見して買う。
『虫の味』篠永哲・林晃史著／八坂書房／1800円 1996年発行で１年で４版も刷っている。学術書だというのに凄い。さて、内容だが、カバーの折り返しを抜粋しよう。
「自らを実験台にした二人の研究者が、様々な虫について、食べるときの注意、調理法、食味、食後の体調など軽妙な文章で綴る、食虫入門書。イナゴ、ハチの子はもちろん、ハエ、ゴキブリ、蛾、シラミ、ミノムシ、蝉、ムカデ、トンボ、カブトムシ、カマキリ、シロアリ、カメムシなどなど、強烈なラインナップで読者の興味をそそり、反感を買う！」
ああ、書いてて気分が悪くなってくる……。いや、そのまんまです。さらに注目すべきは中の写真につけられたキャプション。"稲にとまったイナゴ"と"乾燥したイナゴ"の写真を並べ、前者に"加工前の元気なイナゴ"、後者に"煮沸し、乾燥したイナゴ"。さらにはカマキリのアップの写真に"料理を嫌がるカマキリ"！ 冗談だか真剣だかわからんが、すべての虫に学名を併記したり、イラストつきで解説したりと、学術書になっているのである。恐ろしいのは学者であるという事を思い知らされる一冊。それに付け加えるならば、間違っても作者宅で具される食事は食べないように。後、食事の前に読むのだけはやめましょう。でも、爆笑できるのも確かです。
１９９９年２月１６日（火） TOP
《はみバス》の著者校を編集氏に渡す。しかし、まだイラストが上がっていない。修正もそれを待たねば出来上がらない。困った。
１９９９年２月１５日（月） TOP
とっとと確定申告の計算をしてしまう。昨年はちょっと収入が多かったので、面倒だ。毎年こんなに収入があればいいのに。でも、全部どこに消えてしまったんだろうか？ 不思議だと周りを見回せば山のようなＣＤ……。ありゃ？
１９９９年２月１４日（日） TOP
東京IMAXシアターで『T-REX』を観る。３Ｄ映画なので偏光フィルターのついたでかい眼鏡をかける。このところ著者校やなんやで眼を酷使していたので、終盤になると眼が痛くなってきた。やはり、３Ｄ映画は眼が元気な時に見るべきだ。内容の方はまずまず。３ＤのT-REXはなかなか迫力があった。『ジュラシックパーク』レベルには達している。物語には無理があったが(^_^;)
１９９９年２月１１日（木） TOP
昼過ぎになってちょっとだけ雪が積もった。寒いので今日は部屋にこもって著者校をする。幸いにも食料はまだあるので外に出かける必要はない。こういう時に大きな冷蔵庫の偉大さを感じるのである（４ドアなのだ）。
１９９９年２月１０日（水） TOP
富士見の編集氏と打ち合わせ。《はみバス》４巻が遅れたお詫びもかねて、ちょっといい居酒屋でしゃぶしゃぶ(^_^;) それはいいが、いつも遅れたら困る。で、ようやく著者校なのだが、まだイラストは上がっていない。頼むよ、桐嶋さん(;_;) それはさておき、今後のスケジュールをうち合わせ、かなり予定が変わってしまいそうだ。まあ、理想的な方に動きはしたのだが、お陰で今年の仕事が増えてしまった。大丈夫なのか？ ちょっと不安。
１９９９年２月７日（日） TOP
ドリキャス『ソニック・アドベンチャー』クリア。６キャラすべてクリアすると、予想通りキャラがひとり増えてラストに突入。同じ話を６キャラの視点で描くというのはちょっと無理があった（キャラの間で矛盾があるのは仕方がないか）が、全体として非常に良くできている。映像の綺麗さもさることながら、各アクション面のバラエティといい、各キャラの違いといい、とても考えられている。結構難しいが、これは素晴らしい。