1998年7月の日記です。


1998年7月31日(金)  TOP

 昨日連絡があったが、仙台から岡田和尚がいきなりやってくる。高田馬場で遅い昼飯or早い夕飯を食って、しばらく部屋で遊ぶ。21時過ぎに仙台に向かって車で去っていった。無事に着く事を祈る。
 その後、なんとなくサントラ館の一部改装をやり始めたら止まらなくなり、結局かなり改装してしまった。一部見やすくしようと思ったら全部変えなくてはいけなくなったのだ。終わったらすでに8月も4時間過ぎていた……。


1998年7月30日(木)  TOP

 PS『スターオーシャン/セカンドストーリー』を買う。前作はプレイしていないが、ハードも違うからストーリーがわからなくても大丈夫だろう。とは言え、前作の主人公の息子が主役のひとりらしい。主役はもうひとり少女がいて、どちらを選ぶかで物語が変わるらしい。さらに途中のイベントをどうこなすかでキャラ間の感情パラメータが変わり、エンディングにヴァリエーションが生まれるという事らしい。CD2枚組の大容量のゲームを何回もクリアする時間も気力もない私にはきついゲームである。2時間やった感想――画面はバックもレンダリングしてあって綺麗。動きもスムーズ。戦闘もなかなか凝っている(しかも、普通のRPG的な戦闘からアクションゲーム的な戦闘まで3段階に分かれていて好きなパターンでできるのは幅広いユーザーに対応している)。でも、流しっぱなしのBGMは勘弁して欲しい。イベントが始まってボスと戦った後のシーンまでずっと戦闘シーンのBGMが流れるのはおかしいだろ? せっかく凝った事してるんだから、BGM切り替えるくらいして欲しいものだ。


1998年7月29日(水)  TOP

 今年のお中元はビールがなかった。ジュースと磁気の器。意表をついていておもしろかったぞ。
 サターン『ディープフィアー』を少しプレイ。海底300mの基地を舞台にした『バイオハザード』である。弾薬と酸素、HPがポイント。どれが減っても問題がある訳で、その辺りプラスモンスターとの戦いで恐怖感を煽ろうという作戦らしい。が、少なくとも中盤までは弾も酸素もHPも結構簡単に補充できるし、モンスターはのろい。最初はマジメに戦っていたが、振り切れてしまう。怖くないのだ。もっとも、一番問題なのは操作性の悪さだろう。視点が頻繁に変わる上に変わった後、キャラがどっちを向いてどっちに行こうとしているのかわかりづらい。これを見ると、『バイオハザード』がどれだけ良くできていたか、今さらながらに実感してしまう。操作感が悪いせいでドキッとさせられる事は多いけどね(^_^;) ところで、潜水艦の内部って加圧されてるのか? 海底基地は300mだから、31気圧に加圧されているはず。つまり、そのまま海に潜っても人間でも水圧でつぶれない訳だ。しかし、その水深で潜水艦に作業艇がドッキングして乗り移れるのだろうか? 潜水艦は水圧で崩壊するとか描かれている事が多いから、内部は加圧(少なくとも30気圧も)されていないと思うのだが。となると、ハッチを開けた途端、凄い事になるよなぁ。詳しい方、どなたかおられませんか?


1998年7月27日(月)  TOP

 ついに重い腰を上げて、ずっとそのままにしてあったティカちゃんの巣箱を片づける。ついでに周りのゴミをまとめて捨てる。さすがにこの暑さの中これだけのことをするのはたまらんので、夜に少し涼しくなるまで今日はずっとクーラーをつけっぱなしであった。この2日間、ゴミ出す以外一歩も外に出なかったので食糧が底をついた。明日は出かけよう。
 64の『F-ZERO X』ようやくEXPERTでひとつクリア。これで車種が増えた。とはいえ、あまり速い車があるわけでもなく、それより先に進めない。後3つで表向きは全部なんだけどな。空白が気になるけど、多分、オールクリアでまた増えるんじゃないだろうか?


1998年7月26日(日)  TOP

 昼頃起きる。酒の影響はまったくない。良い酒は宿酔いにもならないのだ。
 で、またもVAIOを調整。なんとか赤外線転送ソフトも動くようになったが、いきなり止まったりする事がある。どうも上手くいかない。しかし、98のインストールがなんでこんなに面倒なのだ? VAIOだからか? 他の機種もこんなに面倒だとメインのデスクトップマシンにはインストールしない方がいいなぁ。怖いし。
 このところ仕事でドタバタしていたので部屋の中は爆裂中。布団も干したいんだけど、雨が全然止まないし……。その内、キノコでも生えてくるんじゃないか?


1998年7月25日(土)  TOP

 少し頭痛。やはり洋酒は弱いなぁ。ビール3杯、ワイン2杯、カクテル3杯、ウィスキーロックで3杯……やっぱりまずかったか(^_^;)
 昼過ぎにVAIOの無償アップグレードでWINDOWS98が届く。試しにインストールしようとするが……なんじゃ、この面倒くさいのは! 95をまっさらな状態にしてからさらに98をインストール。おまけに旧ヴァージョンのアプリを削除して入れ直し、BIOS書き換え……。説明読んでるだけで頭痛がしてくる。初心者には怖くてできんではないか。で、途中までやって、待ち合わせの時間になったので放って外出。
 銀座の居酒屋で吟醸酒の会というのがあって、それに行った。途中の駅や電車で浴衣姿を何人か見かけたが、隅田川の花火大会に行くのだな。さて、飲み会だが、12000円で珍しい吟醸酒6本飲み放題で食い物も非常に手の込んだ上手い物が腹一杯。周りのお客の中にいかにもパソ通関連という集団がいたので聞いてみると、やはりそうらしい。しかも、私の名前を聞いて知っているという。反対側の客は店長に『ガンダムW』や『ゴジラ』の映画チケットをプレゼントしてるし……。悪酔いしそうである。が、酒は5合以上飲んだはずだが、時間が長かったせいもあってそれほど酔っぱらった感じはない。
 帰宅後、さらに98のインストール。なんとか終わったが、赤外線転送ソフトが上手く動かなくなってしまった。さすがに頭が回らないので寝る。


1998年7月24日(金)  TOP

 昼過ぎに富士見の編集部まで著者校を持っていく。ようやく上がった表紙イラストのコピーをもらって、そのまま有楽町へ。バーベキューの面子(いつもの女性陣は軒並み来なかった(;_;))で今回は野外でないバーベキューである。残念ながらバーベキューとはいなかなったが、結構旨いカニなどが食せて満足。それと雨がどうなるか心配だったが、何とか止んでくれる。さすがは《最終的には晴れ男》の俺である(^_^;) ところが、もう少しでおしまいというところでパラパラと降り始める。その後、銀座に出て2軒はしご。帰宅は0時半。


1998年7月23日(木)  TOP

 すでに24日だが、3時にようやく著者校終了。12ページ増えた。かなりの量であるなぁ。でも、トータルの分量で言うと、1巻と2巻の中間だ。


1998年7月22日(水)  TOP

 修正&追加でようやく半分目を通す。結構あるなあ。すでに2ページ増えたぞ。


1998年7月21日(火)  TOP

 昼過ぎに住民票ももらいに区役所へ行く。ついでにあちこち回っていると買い物が増えてしまった。いかんいかん。
 21時にようやく《はみバス》3巻の著者校が来る。金曜日渡しという事で、一時『YU-NO』を中断する。しかし、今度は(やっぱりか)イラストがピンチらしい。しかもお盆進行だ。さて、本当に来月発売になるのか? プレゼントに当たったふたりは本当に送ってもらえるのか? 期待と不安を抱きつつ、待て来月!


1998年7月20日(月)  TOP

 水野氏宅で新作『ウルトラセブン』を観た後、6時に帰宅。着いたのは7時過ぎ。さすがに体が重い。年だろうか? 倒れるように眠って起きたら13時。のろのろと仕事に入る。


1998年7月19日(日)  TOP

 昼過ぎに川崎に住む親戚宅へ。部屋の保証人になってもらっているので、更新の手続きをするのである。早々にお暇するつもりが、遅い昼飯をイタリアンレストランでおごってもらった。その後、水野氏に電話して氏の家に遊びに行く。19時頃、めるへんめーかー&坂口氏に連絡をして酒を少々――と言いつつ、翌日2時まで。


1998年7月18日(土)  TOP

 今日発売のCDがあったのを思いだし、夕方から高田馬場へ。すると、あれやこれやもあって、出費。さらにコミックや『アート・オブ・ゴジラ』やら。う、サイフがほとんど小銭だけになってしまった。3800円もするが、『アート・オブ・ゴジラ』は良い。特にあの映画はダメだが、GODZILLAのデザインは良いと思う人なら買いである。1/6サイズの実物を見てみたいものである。それにメイキング本より正直で、キグルミがバンバン出てくるのが潔い。やはりCGIで作ったのはかなり少ないようだ。しかし、あれでキグルミ作って、ちゃんと動かしたんだから大したもんだ。同じキグルミでもえらい違いである。


1998年7月17日(金)  TOP

 原稿を書いて、夕方から池袋へ。ニフティFSFの面々と飯。帰ってからさらに原稿。その合間に『F-ZERO X』。やっぱり64の3Dスティックがあわないので、ついにスティックの上部を切断する。ああ、この方が細かい動きをコントロールしやすい。


1998年7月16日(木)  TOP

 PS『武蔵伝』とSS『ディープフィアー』を買う。とりあえず『武蔵伝』のおまけ『FF8』体験版をする。なんじゃこりゃ? 『FF7』と同じ展開ではないか。頭身が8になっただけか? 戦闘シーンは見づらいし、このまんま製品になるとひどいぞ。しかも、ますます背景とキャラのギャップが大きくなっている。世界観もますます違うし、ファイナルファンタジーという名称はそろそろ止めたまえ、スクウェア。売れ行きに影響があるんだろうとは思うが、ホントは変えたいんだろ?
 夕方、wonder氏から電話があり、高田馬場で飯&酒。23時頃までしゃべる。


1998年7月15日(水)  TOP

『巨大イグアナ、ニューヨークに上陸す』を観に行く。色々と言いたい事があるが、一番の問題は暗い画面だ。何が起こっているのか見えない。確かに日本の劇場はスクリーンが暗い傾向があるが、それにしても見えない。しかもずっと雨が降っているので、ますます見えない。パナマ運河を渡らせてまでL.A.に上陸させなかったのは、L.A.には雨が降らないからだろう。ごまかせないからだ。そういう悪意の目で見たくなるほど、逃げに回ったSFX。前半のそこそこまじめな作りから、後半は打って変わってコメディになるのも逃げだ。話には期待してないんだから、せめてSFXくらいは堂々とやって見せて欲しかった。良い絵も少しはあったんだから……。


1998年7月14日(火)  TOP

 64『F-ZERO X』を買う。さすが64というスムースな動きだ。スピード感が素晴らしい。でも、やっぱりこの3Dスティックは指が疲れるなぁ。もうちょっと使いやすくならんもんか。
 連日のイベントにあまりはかばかしくなかった原稿はようやく半分。


1998年7月13日(月)  TOP

 同じく6時までフランスvsブラジル戦を見る。まさかフランスが勝つとは。しかし、ブラジル、何もできなかったねえ。フランスが上手かったのか、ブラジル選手が不調だったのか。
 参院選は自民完敗。自民幹部が青ざめている光景は初めてである。しかし、たかが15%投票率が上がっただけで崩れてしまう与党なんて、何の意味があるんだか……。民主党の今後の動きに注目しよう。


1998年7月12日(日)  TOP

 6時までオランダvsクロアチア戦を見る。クロアチアがここまでくるとは。しかし、年齢的に主要選手は2002年には出られないだろう。4年後も今ほど強いかどうか楽しみだ。
 参議院選挙、自民党にだけはNOと言おうと投票に行く。さて誰にしようかと考えて、ふと見ると高信太郎とある。漫画家とも書いてある。こーしんか? 驚いたが、さすがに止める。今回の投票率は少しは上がるだろう。


1998年7月11日(土)  TOP

 ティカちゃんが行方不明になって1週間。さすがに生存の可能性はないだろう。正式に死亡認定をする。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
 以前、wonderさんから誘惑されていたCDレコーダーを買ってしまう。システムやらファイルやらをバックアップしておこうと思った……というのは建前に近い。これで悪い事もできてしまうのだ。でも、しないもんね。多分。


1998年7月10日(金)  TOP

 国際送金のために郵便局に行く。ついでなので渋谷まで出てすみやへ。店長と話した後、福引きをやっているというので買った分で6回分チャレンジ。スロットマシンタイプで3つの絵をあわせるようになっている。いきなり3つそろう。写ルンです当選。またも写ルンです当選。さらに揃う。なんと特等10万円の旅行券当選。係員は万歳するし、福引きで何か当たった事などないので内心動揺する。おかげで残りの3つは外れのペーパーフォルダーであった。何か前も原稿消失事件の後に抽選で賞品が当たったなぁ。すると、これはティカちゃん消失の代わりなのかぁ? はっきりいって足りない……。


1998年7月9日(木)  TOP

 今日もクソ暑い。朝昼兼用でパンを食べる。で、ベーコンを焼いたのだが、当然フライパンにラードが残る。後でフライパンを見るとラードは白く固まっていない。そうか、30度あると固まらないのか。何か余計に暑く感じてしまった。


1998年7月8日(水)  TOP

 寝付きが悪い。妙な夢を見る。熱気のせいだろうと思うが、気分はやっぱり良くない。
 霜島ケイ氏からPS『YAKATA』を終わった〜と電話がかかってくる。話を聞けば聞くほど何とも表現できないゲームである。それはいいけど、原稿やろうね、姐御。こっちの原稿は約1/3。しかし、物語的には1/4か? 原稿枚数多くなるな、こりゃ。


1998年7月6日(月)  TOP

 ティカちゃん、ついに発見できないまま、捜索を断念する。こんな狭い部屋の中だというのに発見できない自分が情けない。ちらかっちゃぁいるが、潜り込める隙間はそんなにないはずなんだが……。すまん。俺が悪かった。


1998年7月5日(日)  TOP

 前日、汗みずくになりながらティカちゃんを探したが消息不明のまま。22時に布団に倒れ込んだら気がつくとすでに9時だった。11時間の睡眠。さすがに疲れていたのだろう。さらにティカちゃん捜索。発見できないまま断念。この暑さで丸2日水分が補給できなければハムスターには致命的だろう。どこかで行き倒れになっているのだろうが……どこにいるんだよぉ(TヘT) 入り込みそうな場所はひっくり返して全部見たつもりなんだが。こういう結末は予想していなかった。さすがに落ち込む。
 wonderさんから貸してあった物が急に必要になったという連絡をもらったので、夕飯がてら高田馬場で会い、返却する。その後、しばらく家に来てもらってメタルを聴かせる(^_^;)
 原稿は1/4終了。だが、気分は晴れない。
 25000ヒット記念プレゼント締め切り。32名様のご応募をいただきました。直ちに抽選して明日にでも発表します。


1998年7月4日(土)  TOP

 3時12分。予定通り打ち上げ。空は雲一つない満天の星。風もなく、これ以上はないというコンディション。実際、笹本氏も10回打ち上げを見ているが、こんな事は初めてだと驚いていた。打ち上げを初めてみる私・堺氏などのビギナーズラック×3という事であろう。打ち上げは予想以上にあっけなく、素早かった。もっとゆっくりと上昇していくのかと思いきや、速い速い。しかし、音は凄かった。まるで雷か暴走族のバイクのようだ。しかも腹に響く。おまけに光はまさに太陽。巧くフィルムに収まっているかどうかかなり不安。
 陽が昇り始めた頃に記者会見。衛星の名前が《のぞみ》に決まったと発表。この時点までは確認できないが予定通りに進んでいるとの事。
 6時頃に撤収。朝飯を食ってから、賭けに勝った私と堺氏は11時の飛行機で東京へ戻る。笹本氏とあさり氏は福岡の知り合い宅へ寄るという事で別れる。鹿児島空港まで学研の編集氏に送ってもらい、一緒に東京へ。飛行機の中で爆睡。着いた東京は鹿児島よりも暑かった。たまらん。しかも、帰ってくると、ティカちゃんが脱走して姿が見えない。どうすりゃいいんだよぉ(;_;) まじでやばい。何はともあれ、お世話になった笹本氏と寺西氏、学研の編集氏には感謝。


1998年7月3日(金)  TOP

 今日は何も予定がないので笹本氏の運転で昼から航空博物館へ。航空自衛隊の対潜哨戒機のコクピット輪切りとか実機の展示が何機か。なかなかおもしろい。しかも、入館料タダ。その後、桜島へ。天気が非常に良いので景色が素晴らしい。
 夜、一旦あさり氏たちの宿に寄って2名を拾い、宇宙科学研修所へ。恐らく天候から考えて予定どおり打ち上げになるだろうと思われる。23時に記者詰め所に着き、撮影場所を見る。前回とは違って階段状の席を設置したということだが、足元がぐらついてカメラが固定できない。あさり氏の10000mm超望遠レンズだと隣の人が震えただけで被写体が消えてしまう。困ったもんだ。ちなみにいつもは原っぱみたいな場所でカメラの設置場所を巡っていさかいが起こるそうな。時間はのろのろと過ぎて、真夜中へ。


1998年7月2日(木)  TOP

 笹本氏は朝5時頃に起きて追加原稿を書き、国民宿舎チェックアウトぎりぎりに、あとがきを書き終えてすべての仕事を終了。が、いざファックスする段になって問題発生。寺西氏のパソコンに原稿を移して、縦書きにした上、ファックスモデムで編集部に送るはずがなぜかつながらない。編集部に電話で確認などしたが無駄。結局、野尻氏のパソコンにFDで原稿を移し、さらに赤外線で堺氏のパソコンに移し、そこで縦書きに変換した上、編集部に送るというややこしい事になる。前日、野尻氏と堺氏には私が赤外線通信ソフトを教えたという訳で、全員が笹本氏の原稿に関わったという事である。
 昼前に宇宙科学研究所へ。学研の取材で来ていたあさりよしとお氏他2名と合流。かなり待たされた後、施設内を案内してもらう。凄い。笹本氏が「王立宇宙軍のようだ」と表現したとおり、知恵と勇気で宇宙開発をしているんだと実感。
 夕方から国民宿舎前の海で泳ぐ。10年以上ぶりの海は塩辛かった(当たり前だ)。さきほど見かけた《スカイウォッチャー》誌の親子がいたので話をする。小学校3年の女の子は学校を休んで打ち上げに来ているという。いや、よい体験だ。その後、親子で私たちの部屋まで挨拶に来てくれる。
 夜、明日の天気は良さそうと言う事で、私と堺氏は賭けに出る事に決めた。帰りの飛行機の予約を入れたのである。ロケットの打ち上げは、笹本氏いわく「俺はこれまで10回見たが、予定通りの時間に上がったのは3回しかないんだ」というくらい、予定通りに行かないものらしい。しかし、私たちはあえて賭けに出た。明日はちゃんと上がるとして、キャンセル料を払うの覚悟を決めたのだ。さて?


1998年7月1日(水)  TOP

 アルゼンチンvsイングランドを前半まで見て、朝5時に羽田まで。行く先は福岡。堺三保氏、笹本祐一氏と鹿児島のM(ミュウ)Vロケットの打ち上げに行くのである。今回の打ち上げは、火星探査衛星"PLANET-B"である。福岡空港で不気味社の寺西氏と合流。彼の車で鹿児島内之浦まで。案外時間がかからないものだ。平均時速100km/h超なら当然か。途中で飯を食ったり、海パンを買ったりして宿のコスモピア内之浦へ。2ヶ月前にオープンしたばかりの国民宿舎。非常に綺麗だ。温泉もあって部屋もいい。予約してくださった寺西氏に感謝。その日は夜に先に来ていた野尻泡介氏と翌日の打ち合わせ。それから温泉に入ってのんびり。が、問題が発生した。パソコンでニフティにもインターネットにもアクセスができない。堺氏のパソコンではアクセスできるのに。0発信に問題があるようで、あちこち設定をいじり、水野氏に電話で尋ね、色々と試すが結局、なぜかDTIの東京のアクセスポイントだけつながる事が判明。仕方なくそれでMAILチェック。笹本氏は『彗星狩り』3巻のゲラチェック。