1997年12月の日記です。


1997年12月31日(水)  TOP

 かなり前になるが、プロバイダのDTIから私の使っているmarsドメインのURLが変更になると通知が来ていた。それに伴ってHPとMAILアドレスが変わります。1年間は現行のアドレスと併用できますが、気がついた方は変更してください。またアナウンスします。ついでにHPもちょっと変更します。トップページをフレームに戻します。さらに一部を別プロバイダに移そうかと画策して、そっちにもアップしてあります。こっちがまだ工事終わってないのでまだ公開してませんが。完成したらこれもアナウンスします。ちと使いづらくなるかも知れないし、まだ正式じゃないんですけど。それというのも、アレです。仕事が忙しくなると他の事がやりたくなるという例の病気が発症したんですね(^_^;)
 ああ、そうこうしている内に、今年も終わってしまったではないか……。当HPにアクセスしてくださった皆様。ありがとうございましたm(_ _)m 来年こそは色々と頑張るぞ!(^o^)!


1997年12月29日(月)  TOP

 寝たのが朝6時。起きたら真っ昼間。気分転換に新宿へ。金属バットを100回振って、CDショップと書店とパソコンショップをのぞく。帰って原稿。後しばらく同じ生活が続くので日記も終わりかも。


1997年12月28日(日)  TOP

 昨日は鶏だんごで味噌鍋、今日は適当にあり合わせの材料で揚げ出し豆腐と炒め物、みそ汁。我が妹は感心する。おまえなぁ、これくらい作れよと言いたい兄であった。で、私は今年はコミケには行かない事にした。
 明け方まで原稿を書く。お陰で少しは進んだ。今年中にもう一踏ん張りして、来月に余裕を持たせようと、そんな話を霜島氏とすると「わかってるんだけど普通しないんだよね〜」と軽く返されてしまった。やはり人間先にするか後に回すかでタイプがふたつに分かれるらしい。あたしゃ後の地獄より先の地獄を見たい。いや、違う。後の天国が見たくて先に手を打つものの、力不足でずっと地獄というパターンか(^_^;)


1997年12月27日(土)  TOP

 『風のクロノア』最終ステージで詰まる。これ以上はどうやっても進まない。能力の限界を思い知った。これを越えたらラスボスだと思うんだが……。無念。
 仕事はのろのろと再開。年内に1/4は進まなければ……。
 今日から3日、妹が泊まりに来る。何でかは聞かなくともわかる人にはわかるだろう。


1997年12月24日(水)  TOP

 誰や、『風のクロノア』が初心者向けや言うたのは!>ワシや(^_^;) いきなり2面目から難しくなってしまった。親指が痛い……。
 『ベル・エポック』7巻を読む。高級料亭で接待の話があり、久保田の万寿が超高級酒だと。ううむ……。まあ、ね。なぜか料亭では万寿くらいが上限で、しかも四合瓶で5000円以上(8000円から1万円か)するんだけど。なぜか料亭って酒に無頓着なところが多くて嘆かわしい。もっともそんな高級なところに何度も行った訳でもないんだけどさ。あたしゃ酒と料理が旨けりゃ値段にはこだわらないけどね。酒だけは冷蔵庫に大量にあるのだが、ひとりだとほとんど飲まないからずっと保管したままになっているのが悲しい。お中元のビールもまだ残ってるし。早く宴会したいなっと。
 とりあえず仕事は『マスモン』終了。『YU-NO』2巻に突入。後は《はみバス》3巻のシノプシスに来月に入ったら《はみバス》2巻の著者校……と詰まっている。他に考えなきゃならん事が2、3あり、とてもクリスマスイヴだとか正月だとかほざいている余裕はない。余裕があってもどこがどう変わる訳でもないのが悲しいが……(TヘT)


1997年12月23日(火)  TOP

 一昨日、『グランディア』のDISK1を終了し、昨日からDISK2に突入したのだが、もったいないのと仕事のプレッシャーに圧されてペースダウン。おまけに今日プレステの『チョコボの不思議なダンジョン』と『風のクロノア』を買ってきたのでますますペースダウン。『チョコボ』は話に聞いていたとおり、『トルネコ』&『シレン』と比べれば恐ろしくぬるい。死んでもレベルが1下がるだけだし、行った階の内、好きな階から再開できる。初心者向けだ。キャラの可愛さとプレステで初めてダンジョンRPGをするユーザー向けと言うことだろう。まあ、さすがにムービーの出来のよさはスクウェアだ。キャラについてはバンプレストの負うところが大きいようだが。『クロノア』は『ナイツ』ライクなアクションゲーム。但し、初心者でも何とかできる程度の難しさ。操作はボタンふたつと単純だし、複雑なものではない。このゲームの特徴は何と言ってもビジュアル。さすがナムコというムービーの演出だけではなく、ゲーム自体の細かな部分(名前入力場面や表示窓など)にもこのゲームの特徴が主張されている。最近では『攻殻機動隊』でもおなじようなこだわりを感じた。こうじゃなくちゃね。
 ともあれ、仕事せにゃならんのだ。さもないと来月はちょっと地獄になるに違いない。


1997年12月20日(土)  TOP

 ニフティの某フォーラムの忘年会。飲む歌うで帰宅は0時回っていた。またも仕事せずにCD聴いて寝る。仕事は明日からだい!


1997年12月19日(金)  TOP

 オープニングに注文を付けた『グランディア』だが、本編は好調。2枚組だが、まだ1枚目を終わっていない。15時間くらいはやったと思うのだが……。いや、やるつもりはなかったのだ。ところが、そろそろやめるかというところでイベントが発生し、これをやらないと忘れてしまいそうだと思い直してまた再開。で、やめようかと思うとまた……。よく考えられたシナリオ構成だとつくづく思う。古典的なのだが、やっぱり基本がしっかりしているせいだろう。発売が延び延びになっていたのもこの辺りの調整が影響しているとすれば納得。戦闘もかったるくないし、どこかのゲームのようにこれ見よがしに見せる部分もないし。『ブレス・オブ・ファイア3』が好きな人にはお薦め。ゲーム以外のミニゲームはないけどね。うう、気がついたらもう日が変わって3時回ってら。仕事しなかったな(^_^;)


1997年12月18日(木)  TOP

 サターンの『グランディア』を買う。ちらっとやっただけだが、どうもオープニングの演出がよくない。どうしてクレジットを2回も見せるの? 音楽と映像がまったくあってないよ。ドラマが感じられないよ。この部分はプレイヤーを引き込むために重要な部分なんだけどな。『シャイニングフォース3』もそうだったけど、せっかくの映像も無駄。つかみの部分で失敗しているような気がする。ドラマティックRPGとか銘打ってるのなら、その辺りにもっと気を配らねばいけないと思うがなぁ。本編についてはまだコメントできないので後日。


1997年12月17日(水)  TOP

 午後から某社で打ち合わせのために新宿へ。我孫子氏と共に4時間ほど雑談混じりに打ち合わせ。その後、喫茶店で我孫子氏とふたりで打ち合わせ。内容は秘密。その後、新宿駅ビルのHMVに行ったところ、槇夢民氏とばったり会う。ここで会ったのは3回目である。これから宴会だというので、運命を感じて混ぜてもらう。霜島ケイ氏や林譲治氏やら5人。槇氏の偉大さに平伏しつつ、何か大量の酒を食らって帰宅。なんか幸せな気分。でも、仕事は……(^_^;) まあ、いいや(^o^)
 あちこちでピカチュウが波紋を呼んでいる。ポケモンだけ放映中止にしたって何の意味もないんだけどなぁ。


1997年12月16日(火)  TOP

 予約していたRINGSのチケットを買いに新宿まで。朝昼兼用の飯を食って、バットを振る。最近は一回行くと100球だ。ついでにずっと機会を逃していた『コン・エアー』と『タオの月』を観る。『コン・エアー』はまずまずか。序盤に余分なアクションがあって興を殺いだ『ザ・ロック』よりもまとまっている。主人公の刑が重過ぎるるという意見もあろうが、あれは仕方がない。鍛えられた軍人の素手は凶器だし、相手方が出したナイフは現場になかったのだから、過剰防衛になるだろう。それに車で逃げられる状況だったと思うし。それよりも、主人公が元来喧嘩っ早くて、信頼する相手がいないアウトロー的な性格だという説明が台詞だけだったのが問題だろう。『タオの月』は『ゼイラム』の雨宮慶太の作品。時代劇+エイリアンの生体兵器という組み合わせ。それはいいのだが、もう一歩消化不良か。特撮はCG使いすぎかとも思うが、動かないキグルミを使うよりはマシだろう。雨宮という人は確かにヴィジュアルイメージはおもしろい。しかし、それを説明する方法を知らないのか、説明する気がないのか、あまりにも感覚に頼りすぎているのではないだろうか。エイリアンが上空の母船から地上に降りてくるシーンで、海中にいるように気泡がスーツから出てくるのだが、なぜ? しかもスーツには液体が充満していたようで、ヘルメットを脱ぐときに排出される。しかし、中のエイリアンはその後空気中でも生きている。わからん。ハリウッドのSFでは観れば何となく納得するように工夫してあるのだが……。さらに封印されていたモンスターの正体ははっきりとわからないと言うような事を言いながら、後で蕩々と説明してたりするし。もっとも、一番首をひねったのはタイトル。意味がわからん(^_^;)
 さて、休息は終わった。明日からはまた仕事だ。


1997年12月14日(日)  TOP

 夕方から新宿で堺氏、雑破氏の関大SF研組と添野氏と会う。添野氏いわく「よそのSF研の例会に紛れ込んだみたい」(^_^;) 軽く食べた後、なぜか関西人とお好み焼きを食べる事に意欲を見せる添野氏の意向を汲んでお好み焼き屋へ。本場(どこが本番なんだか)関西人の焼き方をレクチャー(三人とも少しずつ違うのがおもしろい)した後、正式である事にこだわる添野氏がチャレンジする。上手くひっくり返せたが、切り分ける時、ピザのように放射状に切ったのが何とも斬新。それにしても、そばモンジャーの焼き方ってあれでよかったのか? 店の人の冷たい視線は何を物語っていたのだろうか? さらにダンキンドーナツにてお茶。気がついたら0時ではないか。全員慌てて帰る。


1997年12月13日(土)  TOP

 『マスター・オブ・モンスターズ』第1稿アップ。しかし、これはいけない。修正第1稿にはかなりの時間がかかるだろう。しかし、こっちは放って置いて、『YU-NO』2巻にかからないと間に合わない。そっちが終わってからだな、こりゃ。その合間に《はみバス》3巻のシノプシスも上げないといけないし、今日はゲームの設定も少し手を入れたし……。年末進行でもないのに忙しいぞ。何も出来ないではないか! と言いながら『シャイニングフォース3』を少しプレイ。戦闘が2回続く場面でキャラが死亡。やり直す。また死亡。やり直す……。こっちも進まん!


1997年12月12日(金)  TOP

 KSSからようやく連絡。旅行中に今後のスケジュールについてFAXが入っていたのだが、勝手に以前の打ち合わせと違うスケジュールにされている上、何も私の言った事を聞いていないのが明らか。さすがの私もキレた。その前には雑破君の事で不誠実極まりない事を耳にしていたので、今後こんな勝手なスケジュールを立てたりすれば即刻手を引くと明言してやった。作家のやる気を損ねる出版社&編集というのは最低だというすこぶる単純な事がわからないのか? 向こうが何と言おうと、この件に関しては私は私のやり方で書く事に決める。これ以上引っかき回されてたまるかよ。


1997年12月11日(木)  TOP

 今週で終わりだというので『ラヂオの時間』を観に行く。いやあ、笑った笑った。真剣な顔で大まじめに演じている俳優を見てるだけでも笑える。ラストのハッピーエンドも映画的で好きだ。まあ、私みたいに物書きには胸に氷柱を突き立てられるような話なんだが、人ごととして無責任に笑ってしまおう。ビデオでも魅力は減らないから、ぜひともビデオ化されたら観てください。オリジナルの舞台ってのも観てみたいものだ。
 まだ仕事も終わっていないのにサターン『シャイニングフォース3』を買ってきてしまった。このシリーズは全部クリアしているのだ。今回は3Dになってキャラデザが変わったので、前の面影はない。前作『シャイニングウィズダム』では3Dキャラの周りの黒い部分が気になったが、今回は慣れたせいかそれも消えている。3Dマップも見やすく工夫されているのでよし。後はシナリオだが、3部作予定で今回は第一部。セーブデータを持ち越しするというが、どの程度まで変わるんだろうか? 『タクティクスオウガ』くらい選択で変わってくれればおもしろいんだが。


1997年12月10日(水)  TOP

 15日ぶりにティカちゃんが帰宅する。さすがに2週間も自宅にいないとここがどこだかわからないようで、あちこちをグルグルと回っている。落ち着くにはもうしばらく時間がかかりそうだ。


1997年12月9日(火)  TOP

 またも朝9時前に起きてしまう。鼻が詰まっているので目が覚めてしまうのだ。参った。寝られないので午前中に原稿を書く。15時から外出。新宿でブラブラした後、(株)角川書店富士見事業部の謝恩会に行く。社長の挨拶で「富士見書房」と連呼していたのがおかしかった。会場で挨拶したのは秋津透氏、吉岡平氏、らいとすたっふ社長・安達氏、野尻泡介氏、伏見健二氏、雑破業氏、小林めぐみ氏、ひかわ玲子氏、あかほりさとる氏など。恒例ビンゴ大会では恐ろしい事に当たってしまった。何か起こらなければいいが……。商品はMDウォークマン。なんまんだぶなんまんだぶ。ちなみに話題をさらったのは何と言ってもピカチュウグッズ詰め合わせであろう。ひかわ氏が当てて、小林氏などで分け合っていた。パジャマが凶悪に可愛い。アレ着て等身大ピカチュウを抱いていたら非常に危ない世界に入ってしまいそうだ。20時にお開き。風邪の具合はあまり良くないのでその後はパスして帰宅。
 帰宅途中、学生の群れに出くわす。どうやらコンパが終わって店から出てきたところらしい。狭い道にいっぱいに広がって、通行人が通れない。普通、これだけ集団がいたらひとりくらいは周囲を見て、道を空けるように言うものだが、誰もいわない。腹が立って怒鳴ってやると、「なんやこの人?」という不審な目で見られた。ええい、最近の若いもんは……。
 ニフティのHPサービスの様子を見てみると、アクセスが集中してパンクしたため、15日までにシステムを増強するとかアナウンスがあった。そんなん最初からわかってるやないか。何を鈍くさいことしとるんや。


1997年12月8日(月)  TOP

 鼻風邪の具合は良くならず、朝は早く起きてしまうわ、頭は痛いわで、午前中に買い物に出て、夕方また寝てしまう。原稿書く気力がでず、LDで『メン・イン・ブラック』を観る。話は聞いていたが、予告とMTV以上のものはほとんどない。やっぱり見せすぎだわ。劇場で観ても同じだろう。まあ、リック・ベイカーのエイリアンのデザインはさすがだ。これだけのために買ったようなもんだ。まあ、フェッセンデンの宇宙ネタが出てきただけでもよしとしよう。でもこれ、コメディじゃないよな? クスッとしか笑えないもん。
 今日からニフティがインターネットHPサービスを開始。ただなのでひょっとして、HPの一部を移すかもしれない。まあ、どれくらいつながりやすいかによるけどね。


1997年12月7日(日)  TOP

 7時に目が覚めてしまった。これって時差ボケか? ちょっと鼻風邪気味なせいかもしれない。飯喰って3枚ほど仕事をして、昼から新宿経由で清川宅へ。パソコンのセッティング(なんて大したもんじゃないが)のため。途中、新宿で新聞のような物を配っているのに遭遇。新聞の号外にしては時間が早いと思っていたら、ニフティのチラシだった。《ニフティ、インターネットを侵略》という見出しが踊る。こうやって広報してるのね。清川宅に到着後、同居人と対面。パソコンを立ち上げて、プレイステーションで遊んで、鍋をつついて帰宅したのは23時。ちょっと鼻風邪の具合が悪くなりそうなのですぐに寝る。


1997年12月6日(土)  TOP

 9時に目が覚め、シャワー浴びて新宿へ。レコードプレーヤーを買おうと思ったのである。ついでにバッティングセンターで100球打つ。帰ってからは15枚のLPを聴き倒す。まだ買ってきたCDも全部聴いていないし、こりゃ時間が掛かりそうだ。
 原稿はL.A.では8枚くらいしか書けなかったので、まだ25枚くらいはあるはず。2、3日の間に書き上げなければ……。後がつかえている。


1997年12月5日(金)  TOP

 あちこちに電話してからようやく荷物を片づける。0時過ぎた辺りで睡魔が押し寄せ、素直に布団に潜り込む。冷たい布団だ(^_^;) こうしてみると、時差ボケって全然ないわ。やっぱりこういう仕事だと関係ないようだ。