2000年6月の日記です。


2000年6月30日(金)  TOP
 悪い事というのは、悪いタイミングに重なってくるらしい。なんか、気力が萎えてしまった。何もかもに力が入らなくて投げ出してしまいたい時ってあるでしょう? とか言いながらも、T書店の新作用のシノプシスで、新しい展開を思いついてニヤニヤしてしまう。話はよりややこしくなってしまったが、キャラは減り、構成が複雑になった。何とかなるか?
2000年6月29日(木)  TOP
 WMC板橋で『エスカフローネ劇場版』を観る。うーん、私としては失敗作としか感じられなかった。世界観の説明がほとんどないし、感じられない。TV版からの変更が上手く作用していない。致命的なのは想いが大事なテーマだというのに、主役ふたりの想いの変遷があまりにもいきなりで、観ている方に説得力がない点。もうひとつ、今回の敵にまったく魅力がない点。世界を消す理由に対して思わず「そら、あんたアホやで」と言いたくなった。さらに映画としては観てもらいたいターゲットが不明。TV版のファンとしては変更が気になるし、気にならなかったとしても、先に書いた人の想いという最も重要な点がTV版には遠く及ばない。かといって、TV版を知らないで観ると理解できない。戦闘シーンなど殺伐としている上、キャラデザがTVと違って結城信輝のいつもの絵になっているなど、TV版との雰囲気の差がかなり大きい。これは対象年齢を上げようとした結果かもしれないが、それにしては脚本がそれについていっていない。残念。音楽はTV版をパワーアップしているし、雰囲気に統一感があってよろしい。
2000年6月28日(水)  TOP
 一日中雨が強いので、どこにも出かけずにシノプシスに取り組む。どんどん元の設定から離れていく。どうすんだ、これ?
 あきらめて、サントラ館の一部を変更する。
2000年6月26日(月)  TOP
 T書店と打ち合わせ。作品の方向についてなかなか意見がまとまらない。が、編集氏がとあるアイディアを持ち出し、それを考えている内に予想外の方向が見えてきた。2週間以内にそれに沿った3冊分のシノプシスを提出する事で決着。昼飯をビルマ家庭料理という店で食べる。
2000年6月25日(日)  TOP
 衆議院選挙。当然行く。まあ、予想通りの結果か。森総理だけは回避したかったのだが。
2000年6月23日(金)  TOP
 スニーカーの編集氏と打ち合わせ。芳しくない上に理解不能。どうせいっちゅうねん。こちらの提案に対する答えを来週に返答を聞く事にする。内容次第では態度を決める。
2000年6月21日(水)  TOP
 コンサートのチケット販売開始。まだマスコミではほとんど宣伝していないというのに、コアなファンからの予約が殺到し、初日のSS席は完売したようだ。前回よりも多いようで、Mずは一安心。情報を受けて、すぐにサイトを更新。
 前に書いたバカがまた出現。と言っても、私のサイトには現れない。言いたいことがあったら直接言えばいいのに、よそ様の掲示板にしか書かないで、管理人から即削除されている。ひとつは私の住所はわかってるから火をつけてやるという、素晴らしい脅迫文。あのさ、私があんたに何かしたのか? どうせここを読んでるんだろうから書くが、ガキみたいな逆恨みはやめなさい。また、彼が言うにはアドレスから本名や住所がわかるそうである。わかったとしても、それ、犯罪ですよ。彼が言うには、私はサントラの海賊盤を作って、すみや(渋谷にあるサントラ専門店)に卸しているらしい。犯罪者は誅すべきなのだそうだ。ううむ、私は自分がそんな人物だったとはとんと知らなかったが、犯罪者を誅する人が犯罪行為したらまずいでしょ。パソ通から始めてネット生活10年(作家デビューと同じだ)になるが、こんなバカにつきまとわれるとは思わなかった。ネットっておもしろいね。
 まあ、そんなバカよりも、神奈川フィルの方から聞いた話は嬉しかった。サイトデザイン会社の人がコンサート公式サイトを見て「良いサイトだ」と誉めてくれたらしい。リップサーヴィス込みでも嬉しい話である。
2000年6月20日(火)  TOP
 昼から編集氏に電話して、電話もらって、おかげで仕事が少し進みそうだ。
 深夜、ジェリー・ゴールドスミス・コンサート公式サイトで明日からチケット販売するので、そのために更新作業をする。
2000年6月18日(日)  TOP
 少し前からサントラ関係の複数の掲示板に現れたバカがまた活発に動き出した。どれくらいバカか書いておこう。礼儀知らずの書き込みや誹謗中傷は当たり前、MAILアドレスは書かずに他人の名前を騙って他人を攻撃する、入院した人を「オレをバカにするから罰が当たったのだ」と罵る、根拠のない推測で他人を貶める……書いてて馬鹿馬鹿しくなってくるほどだ。それが今日は計6カ所で書き込みをし、その内5つは私の悪口。根拠のない推測で悪者扱いしていただけました。今回は私にターゲットを絞ったようです。これだからネットは止められませんね。いじめられるのが快感になりそう。
 試験的に書き始めた小説が冒頭部分終了。出だしが弱いかなぁと思案中。
2000年6月17日(土)  TOP
 メディアワークス出版の電撃ムック『おたくのインターネット2』に虚房本館が紹介されたので、見本誌が届く。やっぱり、トップページのインパクトがないなぁ。そろそろデザイン変えようかなぁ。そんな時間あるんかい。
2000年6月16日(金)  TOP
 ハムスターの《ごんべちゃん》と《シロハ》をひとつのケースに移す。大きなケースの真ん中に透明の仕切をつけて、それぞれ別の部屋に改造。仕切を押しのけて反対側に行こうとトライするが、無駄だとわかったのか、しばらくしたら興味が別に移ったようだ。これで少しスペースに余裕ができた。
2000年6月10日(土)  TOP
 電話世論調査なんて、本当にやっているのかと思っていたが、来ましたよ。「今度の選挙について10分ほどお時間いただけますでしょうか?」と。ちゃんとやってるんですねぇ。
2000年6月7日(水)  TOP
 マイケル・クライトン『タイムライン』読了。量子力学を使った多宇宙物で歴史物。クライトンだからSFじゃないとはわかっていたものの、もう少しSF的な仕掛けがあるかと思っていたら、何もなかった。SF的なのは設定だけ。物語もひねりがないし、同じような場面が幾つもでてくるのはどんなもんか。しかし、相変わらず最新技術をアイディアにするスピードは速い。ゲーム化と映画化が予定されているそうだが、確かに向いているかも。
 夜はタイ舞踊つきの食事。なんで、あんな風に首が動くのかいつも不思議である。
2000年6月6日(火)  TOP
 新作を5ページ書く。ちょっと感覚がつかめてくる。
 本日、前々から作っていたボランティアサイトを立ち上げる。《ジェリー・ゴールドスミス・コンサート公式サイト》である。ゴールドスミス・サーバントとでも呼んでくれい。
2000年6月5日(月)  TOP
 なかなか次の作品が決まらないので、とりあえず書けそうなものから始めようと試しに書き始める。
2000年6月4日(日)  TOP
 映画フォーラムのミーティングで新宿へ。運営体制が変わるので、そのためだ。まあ、それなりに実のある話は出来たような気がする。
2000年6月3日(土)  TOP
 伊藤氏と渡辺氏を呼んで、前々からの約束だった"LIONHEART"鑑賞会。ふたりは初見、私は7年ぶりくらいか。やっぱり何度見てもダメだ、こりゃ。その後、『13ウォーリアーズ』と『ギャラクシー・クエスト』ああ、何を見ても傑作に見える。