STARSHIP TROOPERS

STARSHIP TROOPERS
スターシップ・トゥルーパーズ

DIRECTED BY PAUL VERHOEVEN/CASPER VAN DIEN,DINA MEYER,JAKE BUSEY,MICHAEL IRONSIDE

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY BASIL POLEDOURIS
VARESE SARABANDE/VSD-5877

　ハインラインの鷹派ＳＦ『宇宙の戦士』を『ロボコップ』のポール・ヴァーホーヴェンが映画化した。パワード・スーツが出ないのは不満だが、音楽が『ロボコップ』以来のコンビ復活でポルデュリスになったのは嬉しい。やはりこういう鷹派の映画はポルデュリスに限るのである。ここしばらくサントラは出ないし、この手の映画もなかったし、男節が期待できますが、その期待は充分にかなえられました。そう、これが聴きたかったんですよ。ドラムが唸り、ホーンが吼える。戦闘的なスコアの合間に、しっとりと優しげなテーマが色を添える。これがポルデュリスです。『ロボコップ』＋『コナン』のパワー！　時間はまた３６分しかないけど(^_^;)それもポルデュリスならではか。しかし、このアルバムに収録されたスコアは映画後半の戦闘に突入してからのものばかりで、エンドクレジットにも流れる愛のテーマっぽい曲など前半の青春恋愛映画に使われるスコアはない。良かっただけに残念だ。
　なお、ラストの曲はポルデュリスの娘さんゾエが自作自演した挿入歌。写真がリーフレットに載ってますが、親父に似ず美人ですね。

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