SOUNDTRACK REVIEW
THE PUNISHER


DIRECTED BY JONATHAN HENSLEIGH/TOM JANE,JOHN TRAVOLTA,REBECCA ROMIJN-STAMOS

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY CARLO SILITTO
LA-LA LAND/LLLCD1020
2004/ 6

　これまでにもドルフ・ラングレン主演で映画化されているハードアクションが売りのアメコミの再映画化。処刑人誕生までを描いているようだ。音楽はイタリア人で８０年代半ばからイタリアやＴＶで活躍していたカルロ・シリット。すでに５４歳と中堅であるが、これまでアメリカで出たサントラは『愛犬フルーク／生まれかわったパパ"FLUKE"』くらいか。イタリア盤は色々出ているようだ。スコアは全体的に抑えたトーンで、悲壮感あふれるもの。アクションシーンも淡々としている。もっとも、すでにコンピレーション盤が出ているので、アクションシーンにはヴォーカル曲が流れる可能性もあるが。メインテーマの雰囲気や女性ヴォーカルが入るところなど、モリコーネを意識しているのがわかるスコア。オケはブルガリアン・シンフォニー。それにアルト・サックス、ヴォーカル、パーカッション、ギターとシンセを加えている。歌１曲と、ヴェルディの歌劇『リゴレット』より《女心の歌》収録。
燃え度：
燃えコメント：燃えはないが哀はある。
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