SOUNDTRACK REVIEW

THE LAST OF THE MOHICANS
ラスト・オブ・モヒカン

DIRECTED BY MICHAEL MANN/DANIEL DAY-LEWIS,MADELEINE STOWE

MUSIC COMPOSED BY TREVOR JONES & RANDY EDELMAN
VARESE SARABANDE/302-066-180-2

 ジョエル・マクニーリー指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・フィルによる再録シリーズ。当時はエデルマンの名はほとんど知られておらず、この1年後に『ドラゴン ブルース・リー物語』でサントラファンを驚かせる事になる。サントラでは前半トレヴァー・ジョーンズ、後半ランディ・エデルマンという構成になっていたが、再録に当たってシーン順に並べられた。14曲45分とサントラより9分短い上、エデルマンは3曲。5曲はサントラ未収録あるいは部分未収録と思われる。ちょっと物足りないが、映画を概観するにはちょうどいいアルバムになっている。サントラでは指揮者も演奏も別々だったので完全に別の物という感じだったが、指揮と演奏が同じになった事で、少し統一感が出たように思える。なお、ライナーノートにはふたりが担当した事情や、ジョーンズのテーマがあちこちで使われたという情報も書かれていて興味深い。
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