SOUNDTRACK REVIEW
MEDAL OF HONOR
MUSIC COMPOSED BY
MICHAEL GIACCHINO
DREAM WORKS
アメリカ版プレイステーション用ゲームのサントラ。ドリームワークス製作なので、かなり力が入っているようで、海の向こうでは評価も高い。ゲームは『DOOM』タイプのシューティングで、舞台は第二次大戦D-day前夜。プレイヤーはアメリカ兵となってＵ−ボートやＶ２ロケット工場などを舞台に敵と戦うのだ。というワケで、音楽も勇壮かつ緊張感のある《燃える》系スコア。しかも、ノースウェスト・シンフォニア・オーケストラによる７０人のフルオケスコアである。これほど豪華なゲームサントラはめったにないだろう。唯一『
ハート・オブ・ダークネス
』が匹敵するくらいか。いずれにせよ、日本では考えられない。スコアはジョン・ウィリアムズをもう少し若くして、勢いをつけたような雰囲気だが、ジアッチーノの前作はゲーム『ロスト・ワールド／ジュラシック・パーク』（サントラはSONIC IMAGEより）であり、うなずける。これなら海外での評価も理解できる。２曲のヴァージョン違いを含んで１８曲７０分（シークレットトラックあり）は聴き応えあり。
しかし、サントラ誌やサイトで有名になっている割にはサントラ通販サイトにないなと思っていたら、AMAZON.COM独占販売という事らしい。プロモや海賊盤ではないので、ここに載せておく。
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