SOUNDTRACK REVIEW
LOONEY TUNES:BACK IN ACTION
ルーニー・テューンズ：バック・イン・アクション

DIRECTED BY JOE DANTE/BRENDAN FRASER,TIMOTHY DALTON,STEVE MARTIN,JENNA ELFMAN

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY JERRY GOLDSMITH
VARESE SARABANDE/302-066-523-2
2003/11

　アニメと実写の合成によるコメディ／アクション。『ロジャー・ラビット』と同様、カートゥーンの誇張された表現が実写にも及ぶ、日本人にはあまり受けないタイプの作品だ。ジョー・ダンテとは９作目のコンビになるゴールドスミス。予告の映像からもっと派手なスコアかと思いこんでいたら、セルフパロディも含んだちょっと控えめな感じ。ダンテ作品では『メイフィールドの怪人たち』が近いだろうか。エレキギターを加えたロックテイストの曲があるかと思えば、ウェスタン調の曲やお得意のお洒落な曲もあるという、かなりごった煮の内容。オケはハリウッド・スタジオ・シンフォニー。なお、最初と最後の曲はゴールドスミスではなくルーニー・トゥーンズでお馴染みの曲。
　サントラには収録されていないが、クレジットにもあるとおり、スケジュールと体調の関係で、ラスト１５分ほどが作曲できず、その部分はジョン・デブニーが書いている。モチーフを使用してはいるが、実力の差はいかんともしがたく、盛り上がるべきシーンなのにパワー不足。
燃え度：
燃えコメント：グレムリン、ウェスタン……パロディに笑いながら燃える。
  2. ペンペン：「インビジブル」以来比較的ダークな作品が続いたジェリーさんでしたが、こういう明るくノリノリの作品が久しぶりに聴けてうれしい。ジェリーさんの元気が自分にも伝染する、お気に入りの一枚！（2003/11/21）
  3. jumus：８，９曲目に登場する西部劇風テーマがかっちょいい！地味なメイン・モチーフも繰り返し聞くうちに耳に馴染んできた（2003/11/23）
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