SOUNDTRACK REVIEW
LAKE PLACID
U.M.A.レイク・プラシッド

DIRECTED BY STEVE MINER/BILL PULLMAN,BRIDGET FONDA

MUSIC COMPOSED BY JOHN　OTTMAN
VARESE SARABANDE/VSD-6055

　かつて『アリゲーター』という傑作があった。巨大なアリゲーターが町中をパニックに陥れるという映画だ。で、今度はクロコダイルである（どれくらいでかいかというと、ジャケットを参照）。舞台はクリスタル……じゃない、プラシッド湖である。
　さて、スコアはジョン・オットマン。この手のＢ級映画には欠かせない作曲家になりつつあるようである。メインテーマは湖面をイメージしたとおぼしきゆったりしたメロディにアコースティックギターという田舎風。ハープが流れるのも水のイメージだろう。メインテーマを取り込んだアクションシーンも上手い。『ジョーズ』やかつての派手なホーナーの影響は見えるが、成長の跡も見える。オットマン、伸びるか？
　　　戻る