SOUNDTRACK REVIEW

DUNE

DIRECTED BY JOHN HARRISON/ALEC NEWMAN

MUSIC COMPOSED BY GRAEME REVELL
GNP CRESCENDO/GNPD-8071

 フランク・ハーバート原作の『砂の惑星デューン』のTV化。デイヴィッド・リンチの映画化はファンの間では不評だったが、今回はどうだろうか。その際はTOTOが音楽を担当していたが、今回はレヴェルがシンフォニックなスコアを書いて、SILVAでお馴染みのTHE CITY OF PRAGUE PHILHARMONICでの演奏で聴かせる。アクションシーンになると打ち込みのリズムが加わり、幻想的なシーンになるとシンセが少し鳴るが、それ以外は生楽器がメインだ。オケ+幾つかの民族楽器で中近東からアジア的な雰囲気を醸し出している。どうもパッとしない最近のレヴェルの中では上出来ではないか。
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