SOUNDTRACK REVIEW
DEEP RISING
ザ・グリード

DIRECTED BY STEPHEN SOMMERS/TREAT WILLIAMS

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY JERRY GOLDSMITH
HOLLYWOOD/HR-62120-2

　ロブ・ボッティンによるモンスターが登場するゴールドスミスの海洋物である。以前あった『リバイアサン』が『エイリアン』の８０年代ヴァージョンだとすれば、これは９０年代版という事になろうか。しかし、音楽的には全く違う。リズムを前面に押し出したスコアはジマー＆マンシーナなどの今風のアクションスコアに引けを取らないほど激しい。そして、ゴールドスミスならではの緊張感。そして、メインとなるラテン的なテーマの素晴らしさ格好良さ。合間に流れる優しげなメロディ。ゴールドスミス、今もアクションスコアにおいて健在である。
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