SOUNDTRACK REVIEW
A BEAUTIFUL MIND
ビューティフル・マインド

DIRECTED BY RON HOWARD/RUSSEL CROWE,ED HARRIS,JENNIFER CONNERY,CHRISTOPHER PLUMMER

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY JAMES HORNER
DECCA/440-016-191-2

　精神分裂症の主人公がゲーム理論でノーベル賞を狙うという物語。スコアはホーナー。７１分と相変わらずの長時間収録である。今回のテーマは数学だが、『アンドリューNDR114』と同じアプローチで、ピアノの連弾をバックにコーラスとストリングス。ロボット工学と数学じゃえらい違いだと思うのだが、ホーナーにとっては同じらしい。もうちょっと違うアプローチもあるんじゃないのか？　おまけにメインのメロディは印象に残らず。結局、いつもの垂れ流し気味のスコアになっている。主題歌はホーナー＆ウィル・ジェニングスのコンビで、シャルロット・チャーチが歌う"ALL LOVE CAN BE"。これもいつもの調子。アルバム同様、子守歌のように心地よい。
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