SOUNDTRACK REVIEW
TRINITY AND BEYOND
ATOMIC JOURNEYS/NUKES IN SPACE

DIRECTED BY PETER KURAN

MUSIC COMPOSED AND CONDUCTED BY WILLIAM STRONBERG
VISUAL CONCEPT ENTERTAINMENT/VCECD-01&02
2004/ 2

　原爆及び核を題材にしたドキュメンタリーのサントラ２枚。シンセなどの混ざらない純然たるシンフォニックスコア。"TRINITY〜"は以前別レーベルからリリースされていた物の出し直し。曲名が違うが中身は同じ。どちらも力作ではあるのだが、"TRINITY〜"の方はポルデュリス、"ATOMIC〜"はエルフマンが思いっきり透けて見えるのがなんともＢ級。どちらもジョン・モーガンが追加曲作曲に加わっている。オケはどちらもモスクワ・シンフォニーで、安定した演奏ではあるが、どうしても東欧のオケで録音すると高音に冴えがなくなる。ホールの問題だろうか。ちなみにこのコンビの新作はフィル・ティペット監督の『スターシップ・トゥルーパーズ２』だそうだ。
燃え度：
燃えコメント：Ｂ級ＳＦやアクションが好きならお薦め。でも、核で燃えてええんかい？
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